帰国子女猫
アメリカで保護猫を飼っていた親戚が事情により飼えなくなり日本に連れてきた猫です。
男性恐怖症
老猫で譲り受けたので、日本の新しい家族(飼い主)になかなか慣れてくれませんでした。エサやりをしていた祖母、嫁、娘の順に女性陣には 徐々に 威嚇「シャーァ」をしなくなりましたが、男性陣の祖父、Akioには何年経っても慣れてくれませんでした。ここに来る前に男に怖い目に合わせられたのかな?異常なほど男嫌いでした。本気でシャーァしてるときは怖いです。迫力ありすぎです。
ツンデレ
いつもならAkioが近づくとササーと逃げるのに、機嫌がいいときは撫でてもいいよ♡と近寄ってゴロンゴロンしてきますが!頭を撫でようと手を伸ばすと豹変しガブッときて「シャーァ」だもんなぁ~( ノД`)シクシク…。でも可愛いです。この超ツンデレさんAkioは仲良くしたいのです!モフモフさせてくれーい!もっと撫でさせろー!(〃▽〃)
首切り猫 (思い出話)
Akioは犬と猫なら猫派です。中学生のときに捨て猫を飼っていました。三毛猫で顔も可愛かったし、すごく懐いてくれて、トイレもすぐに覚えてくれて、「ミケ」と名前を付けて自分の部屋から出さないように飼っていました。
でも模様が首のあたりで途切れている「首切り猫」と言われる猫でした。両親から「首切り猫は縁起が悪い、家族から死人が出るから飼えないんだよ」と言われました。
当時Akioはそんなのはただの迷信だ!起こるはずないと思いつつ、家族のだれかが死んじゃうのは絶対イヤだけど、猫を手放すのもイヤで、毎日毎日何かいい方法はないか、縁起が悪くならない方法がないかを考えて考えて考えていました。
1ケ月後のある日、学校から帰ると部屋には猫がいませんでした。母から「首切り猫を引き取ってくれるお寺さんが見つかったから、猫を渡してきた。あの猫は家で飼ってはダメなの」と告げられた。涙ながらに、どこのお寺か聞いても教えてはくれませんでした。
・・・その後ミケと会うことはありませんでした。とても短い期間でしたがミケとの暮らしは 濃い思い出となっています。(山形県酒田市でのお話です)
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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