友人の結婚式に出席するため酒田市に帰省しました。これに合わせて有給休暇も取りました。3日間、月光川で釣りざんまいです。
月光川の釣場紹介はコチラの記事を見てくださいまし。
月光川釣行記6月6日~8日
釣行初日
河川公園の横
6月6日11:00河川公園に到着。ポカポカ陽気で気持ちいい。シマノ・フリーストーン8.3ft3番ロッドを持って川に入って行きます。水温は測っていませんでしたが、カゲロウ、カワゲラがちらほら飛んでいます。10~15℃位と思います。もう盛期の川の状態でした。橋げたの下流側のチャラ瀬から釣り始めます。
パイロットフライは#14黄色のパラシュートを選びました。
魚が流下物を捕食しやすそうな緩やかな流れになっている所を探って行きます。
川幅がありますので、ほぼクロスライン(真横から)でポイントにキャストします。そして、フワッと毛鉤を落とします。
メンディング♪メンディング♪メンディング♪でドラッグを回避します。(※メンディングとは、フライラインだけを上流に打ち返す作業をいいます。)
イイ感じのスピードで毛鉤が流れて行きます。
バチャッとアタックしてきました。フッキングさせるために合わせを入れます。右手でスパッと竿を立て、左手を引いてフライラインのスラッグ(たるみ)を取ります。
合わせも決まり、魚の躍動をラインを伝わって感じます。
リリースを前提に楽しんでますので、魚が弱る前(暴れまわって心臓麻痺を起こす前)にかなり強引に引き寄せます。そして最後はネットを使ってランディングします。
手と同じぐらいの体長のヤマメさんが釣れました。結構簡単に1匹目が釣れました。魚の活性はいいようです。
記念撮影してから、やさしくリリースしました。
時折、単発のライズがありました。たぶん小さい昆虫の羽化が多発しているのでしょう。たぶん小カゲロウと思います。
河川公園の橋げた周辺でヤマメさん15~20㎝が4匹釣れました。魚影濃いです。
河川公園の上流の巨大プール
フライを♯12アダムスパラシュート(もどき)にチェンジしました。
公園の上流側にサクラマスも居そうな大きなプールがありました。
ライズはありません。岸に上がり斜め上流にキャストしますが反応がありません。
流心付近に毛鉤を流したとき、ピチャっと反応がありました。サイズを小さいものに換えてから、もう一度、反応があった流れの筋を攻めます。
ポコンっと出たのは22㎝のヤマメさんでした。
堰堤、堰堤を巡回(車で移動)
公園から次の堰堤までの荒瀬を釣り上がりましたが反応が薄かった。
堰堤のプールでやっと釣れてきました。そこで、車に戻り、堰堤のところだけ攻めることにしました。
魚影は濃いと思うのですが、堰堤4箇所巡って1匹づつの釣果でした。
1匹フッキングすると場荒れするのか?粘りますが2匹目が続かない状況でした。
最後は、キャッチアンドリリース区間手前の堰堤で日が沈み真っ暗になったので納竿となりました。
釣行2日目
昼から友人の結婚式があるので、朝一だけ河川公園横で遊んできました。
昨日爆釣でしたが、スレたのか?それとも水温が下がったから?とても反応が渋い!
かろうじて2匹ヤマメさんが釣れました。7:30納竿。
釣行3日目
キャッチアンドリリース区間(熊手川合流部)
前日の結婚式、二次会で飲みすぎて二日酔いです。朝も起きれず10:00にキャッチアンドリリース区間に着きました。すこし下流の採石場から入渓しました。
釣り上がって行くとフライマン2人組が下ってきました。話しかけると、モーンイングタイムを楽しんだので、もう帰るといってました。イワナの活性が高く結構釣れたそうです。なんと青森からの遠征してきた強者でした。
10:00・・・完全に出遅れました先行者が攻めた後、それもフライで、地合いの時はとっくに過ぎて今は釣れない時間帯です。反応まるで無しでした。
結局、熊手川合流部のキャッチアンドリリース区間まで上がってきました。
広い川幅と深い水深の場所です。股下まで立ち込み慎重に川の中を歩いています。すると、川の中央部でライズを発見!沢山ライズしてます!
何を食べているのか?水面を凝視します。モンカゲロウのハッチがあるようです。このサイズの昆虫は羽化を目視できます。
♯12のパラシュート(黄色)を結び、ライズの流れの筋にキャストします。
でも、完全にシカトされました。毛鉤をソラックスやカディスパターンに替えて、しつこく流しましたが釣れません。
水面をモンカゲロウが流れているのが見えますが、それを、食べるシーンは見られませんでした。
見にくいのであまり使わない小型の半沈みパターンの#16のフローティングピューパ(グリーンフラシャブー色)を付けて再度ライズを狙います。
ヒョロロ~と着水し、プカプカと小刻みに並みだった水面を流れて行きます。
ライズポイントにさしかかったその時、カポンと本日初の反応がありました。ビシュと合わせフッキング成功!
その正体はヤマメさんでした。体長24㎝ありました。
ストマックポンプで捕食している昆虫を調べました。グリーンフラシャブーのような色合いのカワゲラが多く入っていました。大きさは♯18ぐらいでしょうか。今使った毛鉤にそっくりな昆虫でした。偶然ですがマッチザハッチしていました。
ヤマメさんは大きい昆虫は食べていませんでした。大きさを選んで食べています。セレクティブです。
ストマックポンプの結果から、一番似ていると思われる♯18CDCミッジピューパをチョイスして、再びライズを狙いました。遠投すると見にくい毛鉤でした。かろうじて見えるCDCインジケーター(ウイング)を見失わないように凝視します。
咥えてくれました。22㎝のヤマメさんです。マッチザハッチ最高に気持ちいいです。何とも言えない達成感があります。
この賢くなったセレブな魚さん達は、おそらくエサ釣りやルアー釣りでは釣れてこないいでしょう。フライフィッシングだからこそ釣り上げられたと思うとうれしくなります。初心者のころは、ここで何を使っても釣れませんでしたから、このときAkioは「ちょっとづつ上達しているだなぁ~」と実感していました。自画自賛(笑)
まだライズはあるのですがAkioのキャスト能力では届きませんでした。♯3番ロッドでしたので13~14mが限界です。すでに腰までウェディングしていましたので、これ以上近づけませんでした。岸に戻り近場でライズするのを待つ異にしました。
岸に上がり適当な岩に腰掛けて、ひと休憩します。でも視線は水面から離しません。
なかなか届く範囲でのライズは起きませんでした。
ふと、なにか気配を感じて後ろを振り向くと放牧されていた牛たちに囲まれていました。目の前に突如現れた巨大生物(牛)にAkioはビビりました。オスは鋭く尖った角を持っていました。これに刺されたら死んじゃいますね。刺激しないようにゆっくりと川に入りその場を立ち去りました。
キャッチアンドリリース区間下流の堰堤
堰堤の下50mから川に向かいました。河原は藪になっている所です。藪をぬけ川に降りると、いきなり深くてビックリしました。ほとんど転んだようにザバーンと落ちました。股下まで深みがあり焦りました。このパターンで転んでけがをしたり、サングラスとかポケットの中の小物類を落として失くすことがありますので、川に入るときは深さに注意しましょう。
荒瀬の場所は浮力の強いパラシュートパターンで攻め、堰堤下の緩やかな流れはCDCパターンで攻める作戦で挑みます。
荒瀬では流れが早いので魚がセレクティブに捕食できませんので(たぶん)経験上大きくてしっかり浮く毛鉤が良く釣れます。
まとめ
- 6月の月光川は良く釣れました。
- チャラ瀬は数釣りが楽しめます。
- 堰堤下はスレていますがナイスサイズが釣れてきます。
- キャッチアンドリリース区間でライズを狙いましょう。
- セレクティブな魚のライズを獲れたら貴方の腕前は本物でしょう。
- 中流域はヤマメ天国でした。
- 今回は上流域に行かなかったので、ヤマメしか釣ってません。
- イワナ狙いなら熊手川より上流が良いようです。
- 放牧の牛が河原まで入ってきますので刺激させないように釣りましょう。
- ミドリカワゲラのフライパターンをストックして置きましょう。
- ウェディングは深いところもあるので注意しましょう。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。今回の投稿は写真をたくさん載せてみました。他の記事もよろしかったら読んでくださいまし。Akio
☆☆コメント☆☆