馬瀬川へ シラメを狙いに行く

馬瀬川_フライフィッシング 岐阜県遠征
馬瀬川 2月フライフィッシング

シラメを釣るために馬瀬川に遠征する

2月解禁間もない岐阜県木曽川水系、飛騨川支流、馬瀬川に行ってきました。

馬瀬川には、冬の間に銀ギラ銀に体色を変化してしまって、アマゴなのに、その姿からシラメと呼ばれる魚がいます。シラメは低温でも活性が高くてドライで釣れると雑誌で紹介してありました。それを釣りたいと思ったAkioです。

休憩をとりながら片道5時間かかりました。やっとの思いで馬瀬川上流漁業組合前に10:00に到着しました。

遊漁券を買うため車から降りると「新潟ナンバー、遠いところから何しに来た?」と組合員のおっさんに、からかわれました。「お兄ちゃん昨日来ればよかったのに・・・今日は寒いよ」今日はここ一番の冷え込みで、かなり水温が下がってコンディションが悪いと教えてくれました。昨日までは温かい日が続いていて魚も跳ねていたそうです。

漁協の目の前の川にも何人も釣り人がいました。馬瀬村全体がポイントらしいです。各橋の下に放流したから橋近くで釣ればいいと組合員さんが教えてくれました。釣り人が居ない橋を探しに上流に向かいました。

馬瀬村凄い!アユや渓流魚で村おこし

驚いたことに橋の近くには必ず公衆トイレが整備されています。釣り人のための公衆トイレです。釣り人ファーストです。居心地いいです。そういえば村の入口を通るとき橋にはイワナのモニュメントが付けてありました。釣り人を誘致して村おこししているようです。

とある橋の駐車スペースに車を止めて、橋の下流側に入渓しました。開けた河原があり、川の流れがおだやかで水深もある一級ポイントです。馬瀬川は一級ポイントだらけですよ。

川底に大量の魚が見えます。大きさから放流したアマゴと思われます。うじゃうじゃ居ます。

フィッシング 馬瀬川
2月の馬瀬川(写ルンですで撮った)

歯が立たない・・・敗北感

「おほほほほ♪、釣り堀状態ではないですかぁ~」魚影の濃さにほくそ笑むAkio

これだけ魚が居れば簡単に釣れると思い#12のパラシュート(白)を選んでキャストしました。

・・・・毛鉤に反応しません。

「さすがに#12は大きすぎかぁ~。まだ2月だし小さい虫しかとんでないよな。」#14のパラシュート(黒)にチェンジしました。

・・・・毛鉤に反応しません。川底の影は水面に見向きもしません。

「まだフライが大きいかなぁ~」#20ミッジ(色はグリズリー)に変えてキャストしました。

・・・・釣れない。 見向きもしません。

「ハッチしてないからなぁ~・・・」ドライでは釣れる気配がありませんでした。ルースニングにチェンジ!ウキ下を1mでラビットファーニンフ#12で勝負に出ます。

マーカー(浮き)が魚の上を流れて行きます。ニンフは水面下20~30㎝下あたりを流れていると思います。いい感じで流れています。(たぶん)

・・・・魚さん見向きもしません。

「て、手強いぞ」沈めればパラダイスと思っていたAkio、難易度が高いことに気付く

ニンフをシルエットチェンジします。小型のピューパにしてみましたが、反応なし。

ウキ下を1.5mにしてスプリットショット(ガン玉)をニンフから20㎝のところに付けて深いところを狙ってみました。「これでどうだ」←Akio心の声

大きめのラビットファーニンフ#12で勝負に出ます。

しつこく、何回も何回も流しました。

・・・・ピクリとも反応ありません。

とうとう Akioの頭にボウズがよぎります。毛鉤では釣れる気配がありませんでした(ボウズ=一匹も釣れないこと)

突然マーカーがピタッと止まりました。「食った」と思い合わせます!

・・・根がかりでした~(T_T)

「ポキッ」←Akioの心が折れた音

Akioのフライスキルの引き出しは空っぽでした。思いつくこと全て試しましたが反応させることさえも出来ませんでした。

負け犬のような気分のAkio、場所移動し次の橋に行きました。

同じく魚影は発見するものの、全く毛鉤に反応してくれません。

釣れる気配が全然ない。

明日は、仕事です。イブニングライズは諦めて午後4:00に納竿しました。・・・ああああ敗北感が満ちてくる。

とどめの試練

敗北感で落ち込みモードで帰路につきます。飲まず食わずで10時から16時まで夢中にキャストしてましたので、おなかはペコペコでした。

国道41号線沿いの飛騨高山あたりのドライブインで、食事休憩をとることにしました。そのドライブインは、やたらとラーメンののぼりが立ってましたので、ラーメンが一押しかと思い醤油ラーメンを注文しました。

これが、Akioの人生において、記憶上、だんとつで第1位のまずいラーメンでした。おなかが空いているのに箸が進まなかった。こんな経験は滅多にないですよ。適当に作ったインスタント麺の方が遥かに美味しいです。このドライブインの味ときたら、醤油にお湯入れただけのゲロマズスープでした。さらに醤油の味が濃い!コレ食える人いるのか!と言えるほどの失敗作でしたよ。今、思い出しただけでも腹立ちます。

結局、ほとんど手付かずで残しました。空腹のまま4時間運転するという追い打ちのような試練がAkioに降りかかってきました。

この日のことは、辛い記憶として鮮明にAkioの中に残っています。

地図

漁協組合付近

漁協から上流のふれあい公園

まとめ

  • 馬瀬川は村をあげて釣り人をもてなしているようです。居心地がとてもいい川です。
  • 川原のいたるところに公衆トイレがあります。とっても釣り人に親切です。
  • 魚がウジャウジャ居ます。放流量が多いです。
  • 支流は禁漁になってますので注意。
  • 見えている魚は釣れません。(Akioの腕では)
  • シラメ化したアマゴさんは2月でもドライで釣れるそうです。(Akioはボウズでしけど)

今回の遠征釣行は敗北感を覚える辛辣なものでした。自宅に帰ってから、もっとフライフィッシングを勉強せねばなるまいと、ビデオや雑誌を見まくりました。

では、最後まで読んでいただきましてありがとうございました。よろしければ他の記事もごらんくださいませ。Akio

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☆☆コメント☆☆

  1. スミス団長 より:

    あーあーテスト、テスト、
    ただいま、マイクの、テスト中〜

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