Akioの唯一の止水フィールドだっだ米山寺川の砂防ダムのお話です。
米山寺川の地図はこちらから
友人と楽しめる止水のポイント
この砂防ダムは地元のおじいさんに教えてもらったポイントです。最初に行ったときは小学校にある25メートルプールより少し大きいぐらいのクリークでした。年を重ねるごとに段々と土砂で埋まってしまい、残念なことに現在は完全に無くなってしまいました。
止水のポイントの良いところは、移動しないで1日中楽しめることや、友人と同時に竿を出すことが出来ることです。(渓流だと交代しながらの釣り上がりになりますからね)
この砂防ダムの魚たちはかなりスレていました。ドライフライ(ミッジ)で釣れるのは時合の早朝と夕方の一時だけです。日中はドライに反応しません。
日中に釣り上げるために何回も通い、ウェット、ニンフ、ストリーマー、ルアーなどなど色々試してみましたが、ほとんどがボーズでした。
とある日、カンカン照りで水底が良く見えました。底に溜まっている枯草の隙間に5ミリぐらいの黄色や白色のエビのように動いている虫?がワンサカ活動していることを発見し、図鑑で調べたところ、どうやら横エビ?という種類らしい。このサイズとシルエットをまねてフックサイズ#20~24のニンフを巻いて試したところ爆釣しました。
この発見により、その後は行くたびに釣り上げることが出来るようになりました。
砂防ダムで釣れたべっぴんさんギャラリー
チビ岩魚さん
今は無き砂防ダムの姿 (1998年)
1998年当時はこんなに広かった。魚も沢山泳いでいた。まさに天然の釣り堀でした。
今は全部うまってしまって小川が流れ落ちている。出来ることなら重機で土砂を除去してほしいものだ。
釣り友
友人をフライに誘ったときの話
渓流でエサ釣りを嗜んでいた友人にフライのビデオを見せて釣り方を説明し、フライ道具を貸して釣りに出かけました。こんなもので釣れないだろうと毛鉤を疑っていたと思います。しかし、初めてフライロッドを振ったにもかかわらず、自然の渓流で、それもドライフライでヤマメを釣り上げて「ここらへんにヤマメは居ないと思ってたよ」とひと言。かなり興奮していました。友人の人生初のヤマメをフライで釣り上げた訳です。フライの威力に物凄く感動した友人は、どっぷりとフライの魅力に憑りつかれました。いまやAkioより熱心にフライフィッシングを愛する立派なフライマンに成長しています。
尚、このページの写真はGOKO社「マクロマックスFR-2200」で撮ったものです。詳細はコチラ
まとめ
- 渓相は年ごと変化していく、しかし、思い出は不変
- 止水の釣場は大勢で楽しめる
- 水底をよく観察し捕食していそうな虫の毛鉤を作っておく
- 止水では日中にドライフライへのアッタックはほぼない
- ミッジニンフはスレた魚に効果ある
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。Akio
☆☆コメント☆☆
akioさんの器用なところがこの釣りに活かされていますね!
いい趣味と出会い、幸せそうな姿が目に浮かびますよw