米山寺川について
新潟県上越市柿崎区に流れる小川に米山寺川があります。昔は土石流も多かったらしく上流に巨大な砂防ダムが数か所そびえ建っています。最後の集落の辺りから川幅が1~2メートルと狭く木々が川の上に茂っています。フライフィッシングするには厳しい渓相です。エサ釣り師も敬遠するほど、ほとんど開けたところはなくボウ・アンド・アローで釣り歩かないといけない藪沢です。
2000年ごろまでは、柿崎川漁協組合が岩魚・山女魚の放流をしていたそうですが、現在は漁協組合が解散してしまい放流していないと地元の方に聞きました。ですが、2020年、草木が茂る前の4月下旬に、プチ釣行に行ったときに簡単にイワナが釣れてきました。魚影はかなり濃いようです。
最後の集落から上流にある砂防ダムはすっかり砂で埋まってしまっていました。むかしはダムには水が溜まって大きなプールとなっていました。そして、ヤマメ・イワナが泳いでいる姿が見えたのですが残念です。でも、高さ約5メートルもある砂防ダムに螺旋状の魚道が新たに整備されていました。上流から下ってきたり、下流から登って行ったり出来るようになってましたので、今後は魚さんの自然繁殖に期待したいと思います。
さらに上流に堰堤があり広く開けているところがあるらしいのですがAkioは行ったことはありません。もしかしたらパラダイスがあるかもしれません。
地図
最後の集落付近
漁協について思うこと
柿崎川漁協組合の解散について、組合員の高齢化が一番の問題だったと集落の方にお聞きし、とても残念に思いました。
柿崎川、猿毛川、米山寺川を管理していた漁協組合さんお疲れさまでした。春先、放流された稚魚がわんさかと泳いでいた川の様子を思い出します。今は自然繁殖の魚だけとなり数も少なくなっているようで少し寂しさを覚えます。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。Akio
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