6月14日、久しぶりに、能生川に来ました。
能生川の釣場案内・遊漁券はコチラの記事を見て下さいまし。
南能生小学校付近
8時ぐらいに南能生小学校付近の橋から入渓しました。水温は測り忘れました。晴天で日差しが強く苦戦しそうです。
川に降りて早々に橋げたの淀みでアタックがありました。合わせましたが、残念ながらフッキングしませんでした。正体不明です。パイロットフライに♯13コーチマンパラシュートを使っています。
ロッドは3番ラインの8フィート3インチです。ダブルテーパーのフローティングラインに激安リーダー(マリエット製)6Xに、ナイロンハリス0.6号(ユニチカ製)を1.5〜2.0メートル繋いでます。
小学校付近は川幅が広く、流れが太い荒瀬が続く渓相です。川原はゴロタ石が積もっていて、草木が少なくフライフィッシングに向いています。
落込みあとの緩い流れ、岩陰の流れが止まっているところを狙って、釣り上がって行きます。
小さい規模の落込みに毛鉤をキャストしました。うまく流れています。
ガボっと姿を表したのはヤマメさん21cmでした。
どうやら魚の活性は高いようです。
コカゲロウがパタパタと飛んでいましたが、ライズは起きませんでした。
コンクリートの消波ブロックが左側に連続している所に来ました。
ブロックが途切れた場所がプール状に流れが淀んでいます。そして、深そうです。見た感じで魚いるのがわかる絶好のポイントです。
あまり近付き過ぎないように、魚に気づかれないように遠目からキャストしてプール中央に毛鉤を入れました。
ほぼ流れが止まっている場所に毛鉤が浮いています。僅かに下流に流れています。いきなりガボっと現れました。合わせを入れて、無事にフッキング成功しました。なかなかの手応えです。大物です。
リールを巻いて余分なフライラインを回収します。ゴロタ石の河原ではフライラインが足元の石に挟まって、魚が走ってもラインが出せずにブレイクしちゃうことがありますので、足元に落としていたラインを回収しましょう。
暴れまくった大物さんの正体は、ニジマスさんでした。カッコよく言えばレインボーさんでした。かなり引きが強かったので尺はあると思ったのに、メジャーで測ったら28cmでした。たぶん成魚放流されたニジマスさんですね。
成魚放流されたニジマスさんは、泳ぐ力が弱いらしく、流れの止まった深い淀みに溜まるようです。成魚放流された殆どが下流へ流されてしまうと養殖業の方が言ってました。Akioもそんな気がします。元いたプールにリリースしました。
どんどん釣ろ上がります。
流れが早いところからはヤマメさんがアタックして来ます。
流れが淀んだところからはニジマスさんがアタックしてきます。
しかし、釣れない。フッキングしない。
釣り日記より
消波ブロック区間、魚影は濃いと思う。でもフライにアタックがあるのにフッキングしない。♯13パラシュートは大き過ぎたのか?それともドラッグが掛かっているのか?もっと色々試して見ないと、こういうアタックは獲れないと感じる。もっと引き出しを作らないと獲れないという敗北感を覚える。
1997.6.14 釣り日記より
釣れない時間帯でした。反応あるのに釣れないと凹みます。
須川入口付近
さて、上流の橋まで移動しました。
ここから魚影はさらに濃くなります。このあたりからイワナも釣れ始めます。川は2つに分かれていて、右側が太く水量があります。左側は細く浅い流れです。今回は左側を釣り上がっています。
水生昆虫が活発に羽化するこの季節は、フライフィッシングの盛期にあたります。
浅いところにいる魚の方が水面に出てくる可能性が高いと思って浅い方を釣り上がりました。なるべく川に入らないように、足音立てないように、影を落とさないように身をかがめてポイントに近づいていきます。
落ち込みから、落ち込みまで2mぐらいしかない小さなポイントも拾っていきました。
時刻は15:30です。白泡にフライを落とし1mほど流せばアッタクしてきます。
警戒しているのかアタックスピードが速いです。結構釣り人来てますからすれている感じです。まあ有名河川はどこもそうですけど。
まずは、ヤマメさんが遊んでくれました。
釣り日記より
14:00遅い昼ご飯を食べて場所移動した。一つ上の橋から釣り上がる。ヤマメ、ヤマメ、レインボー、レインボー、ヤマメの順で釣れた釣れた。ドライに反応抜群で気持ちいい。対岸でエサ釣りしていたおっさんが帰りがけに「いいの上げてたね~。フライで釣れるの見たの初めてだよ。おにいさん上手だね~」と話しかけてきた。エサ釣りではあんまり釣れなかったと言っていた。
1997.6.14 釣り日記より
柵口温泉権現荘付近
16:30権現荘横に移動
能生川で一番魚影の濃い場所です。イブニングの時合にここでパラダイスを楽しむべくワクワクして来ました。
連日釣り人で大賑わいの区間です。フライマンの姿も結構見かけます。フィッシングプレッシャーは相当高いのでしょう。
まったく反応ありません。ライズも起きません。沈黙の能生川です。かなり暗くならないと捕食活動しない感じを受けます。
日が傾き薄暗くなって、ようやくライズを発見。
ライズに届く位置に移動してキャストします。毛鉤へのアタックスピードが異常に早い、そして偽物と見切るのが早い!口が開いてない。また、咥えている時間が短い感じです。
それでも、オイカワで練習した電光石火アワセのタイミングで、ヤマメ2匹ゲット&リリースすることが出来ました。オイカワ釣りの記事はコチラ
2匹目を釣り上げたところで真っ暗になりましたので納竿しました。
まとめ
- 能生川はフライフィッシング向きの川です。
- フィッシングプレッシャーが高いと魚影が濃い区間でも釣れません。
- 成魚放流されたニジマスさんは、流れの止まった深い淀みに溜まるようです。
- アワセが決まったら足元に落としていたラインを回収しましょう。
- 6月、水生昆虫が活発に羽化するこの季節は、フライフィッシングの盛期です。
- 警戒している魚はアタックスピードが速いです。
- 浅いところにいる魚の方が水面に出てくる可能性が高いと思います。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。よろしければ他の記事も読んでくださるとうれしいです。Akio
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