夏の能生川で

水質調査(実釣)活動
EPSON MFP image
チビ山女魚
「写ルンです」でマクロ撮影したのでピンボケしちゃった(1995・8)山女魚(稚魚)

日本の渓流に適した竿は?

はじめて能生川に行ったときのお話です。Akioはフライフィッシングがまだまだ初心者でございました。まずは道具選びが時代錯誤してました。というのも中学生のころに 英国人 (HARDY社) のインストラクターから 「日本の川は5番8フィートで風があるときは6番がベストだよ」と聞いてしまったもので、疑うこともなく 竿(rod)は 5番8フィート を使ってました。さらに投げやすいと言われていたIM6カーボンのそれはそれはお堅い竿をチョイスしておりました。

この時代すでに道具は進化していて、軽い3番ラインでゆっくり竿を振っても、しっかり根元から先端まで全体が曲がってくれて、ラインが失速することなく飛ばせるタイプ(パラボリックアクションと言うそうです)の竿が日本用として世の中に出回っていたのでした。(・・・Akioは勉強不足でした)

後日プロショップでパラボリックアクションの3番ロッドを見せてもらいました。印象としては「こんなに柔らくて大丈夫なのか?」でした。今まで使ってきたロッドとは振った感じが全く別物で、フォワードキャスト後にピッとポーズ(停止)したときに、すごい違和感がありました。「リーダーだけでもキャストできる設計ですよ」と店員さんが説明してくれました。半信半疑でしたがこんな柔らかい竿で尺ヤマメ・イワナ釣れたら楽しそうという好奇心で購入しました。・・・実際に使ってみたら、 フライライン ゆっくりと飛んでいくためコントロールしやすく使いやすいのです。ズバリ最強でした!

能生川の釣りガイド

さて、能生川の釣りガイドに戻ります。 遊漁券は柵口温泉「権現荘」、または、近くの酒屋さんで購入できます。 能生川内水面漁業は山女魚・岩魚の稚魚放流、釣り大会イベントでニジマスの放流を毎年実施しているそうです。

釣り場①春先なら南能生小学校付近の橋から上流へ、夏場は須川入口(バス停)付近の橋から上流が無難な選択と思います。もっと下流でも釣れましたが魚影が薄いのでお勧めしません。小学校・須川から釣り上がりは柵口の大堰堤まで行けます。

釣り場②柵口温泉(共同浴場)付近から大堰堤の上に入れます。上流の権現荘付近の大堰堤までが能生川で最も魚影が濃い区間です。3番ロッドでは苦戦する大型のレインボウ(ニジマス)がヒットすることがあります。

釣り場③ 権現荘付近の大堰堤の上流区間はニジマスはいないようです。天然もしくは稚魚放流の魚たちが成魚になったものが釣れてきます。魚影はやや薄い感じはありますがそこそこ釣れます。沢を上がって行くと壊れたつり橋?がありますがAkioはクマが怖いので、このつり橋の上流に行ったことがありません。

地図

釣り場周辺の地図

 

【能生川で起きたエピソード】

  • オニヤンマ(巨大トンボ)がキャスト中の(空中で)毛ばりを捕まえてぐんぐん引っ張って行ったことがありました。(噛まれると血がでます!すごく痛いです!・・・たぶん)
  • 冒頭でお話しした硬い竿で稚魚がヒットした場合、強くあわせちゃうと足元まで飛んできます。(ボクはこれをロケットヤマメと言っています。)

投稿後記

今回は、簡単に能生川のどこに魚がいるのかを投稿しました。 遠方の方は、権現荘温泉(ごんげんそうおんせん)に泊まって朝・夕マズメを楽しむことをお勧めします。徒歩1分でポイント到着ですよ~。 渓相や実釣の様子が書いてなくてすみません。能生川は何回も行っているので、後ほど詳しく渓相と釣れたときの状況を投稿したいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございます。

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水質調査(実釣)活動 能生川(新潟県糸魚川市)
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