渓流が棲家の吸血昆虫
フライフィッシング で困ることに、虫刺されがありますよね。
渓流には、吸血する虫も多く生息しています。蚊、アブ、ブユ、ダニなど刺されるとカユイし腫れるし厄介ですよね。山ヒルなんてものもいます。
ああああっ、思い出したら痒くなってきた。
特にブユに刺されると、腫れあがり方が凄くて、大変な思いをしてしまいます。
あの、顔の前をブンブンまとわりついてくる黒い米粒みたいな奴!噛まれると痛いし血が出るし、とっても厄介です。
akioは毎年ブユに指を刺されて関節が曲がらなくなるほど腫らしてます。そして、めちゃくちや痒いです。ブユにくらべたら蚊なんて刺されたうちに入らないと思うようになりますよ。
次に厄介なのが、夏から出てくるアブ!夕暮れに大群で襲ってきます。避難した車の中にも入り込んらで来ます。刺されると超痛い!厚手のシャツでも防げません貫通して刺されます。恐怖ですね〜。(今回アブ対策は割愛しますね)
ブユは最強!まるで生物兵器!
ちょっと調べて見ました。正式名称『ブユ』(ブヨ、ブトとも呼ばれています)。体長3〜5mm。吸血行為は蚊のように管を刺すのではなく、皮膚を噛み切って出てきた血を舐めるそうです。ブユはハエ目カ亜種ブユ科に属する吸血バエなのです。この嚙み切るとき麻酔効果のある唾液も体内に入ることで、痛みを感じないまま舐め続けられる訳です。しばらくすると、その唾液に含まれる毒素によってアレルギー反応が始まり、猛烈なかゆみと腫れ、痛みが起こります。医学的には皮膚炎とみなされていて、ブユ刺症、ブユ刺咬症と言うそうです。
多数のブユに刺されると、リンパ管炎、リンパ節炎を併発したり、ひどい場合には呼吸困難を起こします。なかには心拍が早くなり不整脈を起こした人もいるようです。
もしも数箇所刺された場合は、命に関わるショック症状が起る可能性がありますので、医療機関を受診して下さい。標榜は皮膚科となります。
応急処置
刺された直後、まだ血が出てる時点で行える応急処置です。大体が気づかず応急処置するには手遅れの場合が多いそうです。
まずは、傷口を洗い流しながら、毒素を絞り出す。ポイズンリムーバーがあると効率よく毒を絞り出せるので用意しておくといいです。
刺された直後はお湯で洗い流す温熱療法を行う。
かゆみの原因となる毒成分はタンパク質です。熱に弱く43〜45度の熱で毒成分が分解されます。やけどに注意しながら5分程患部にお湯を掛ける(シャワーや蒸しタオル)だけでいいそうです。でも有効なのは刺された直後だけです。既に腫れていた場合は、温めることで炎症を悪化させてしまいますので、お気をつけ下さい。
応急処置後は、ムヒアルファEXなどのステロイド系外用薬(抗ヒスタミン系軟膏)を塗っておきましょう。
刺されやすい状況
どんな時に虫に刺されやすいのか?akioの経験から次の場合が奴らの攻撃を受けやすいと思ってます。
- 肌が露出しているところが水に濡れているとき。
- 日陰の場所にいるとき。
- 立ち止まっているとき。
- 夕暮れどき。
1〜4全部当てはまると危険度マックスです。
他にも、飲酒、発汗、足の匂いも刺されやすさに影響あるらしいです。
虫除けスプレーは効果弱い
ヤブ蚊や、ブユに、量販店の虫除けスプレーは効きが弱いと感じます。防げてないです。もっと強力な虫除けはないのだろうか?ブユに効くやつ欲しいです。
ブユはハエ目ですので、ハエが嫌うハッカがブユにも効果あるそうです。薬局で1000円ぐらいのハッカ油と100円ぐらいの精製水、無水エタノール?円を購入し自分で作るのもいいかもしれません。自然由来成分ですので安全です。肌だけではなく帽子から上着、ベスト、大量に使ってもコスパ最強です。
●ハッカ油虫よけスプレーの作り方●
- 適当な容器を用意
- ハッカ油 40滴
- 精製水 90ml
- 無水エタノール 10ml
混ぜれば出来上がり。作ってから1週間が使用期限。霧吹きで全身に散布しましょう。効果は持続しないのでポケットに小瓶で持ち歩きこまめに散布しましょう。
実家に帰省したときです。山菜・きのこ採りに目覚めてしまい、山中で野宿しながら幻の食材を探し回る、マタギのような生活をしている変人同級生から、「アメリカ軍特殊部隊(グリーンベレー)で使ってるのと同じ虫除けを使ってみたら、かなり効果があって、ほとんど虫に刺されなくなった。」と聞きました。でも日本では買えないみたいで、アメリカのショップにネット注文しているそうです。薬が強くて顔に塗るとヒリヒリするらしい。これは是非試してみたいと思います。
ネットで買える最強の虫除け薬
3M ウルトラソン ULTRATHON
軍人テスト済みの、とっても強力な虫除けローションです。臭いもほぼせず、塗った後もさらっとしているので、とっても使用しやすいです。 蚊はもちろん、ダニやブヨからの虫刺されからも守ってくれます。雨、水、汗に強いです。約12時間の保護力がございます。
wab商品紹介より抜粋
チグアウェイ強力虫除けローション
米軍での使用率90%とされている強力な虫除けローション。虫除けローションによくある、独特の匂いのディート(忌避剤)を含んでいないのが特徴です。 ツツガムシ(レッドバグ)、蚊、ダニ、ノミ、サシバエ、ヌカカ、ヒアリ、ミツバチ、スズメバチなど、あらゆる害虫に効果があります。
wab商品説明より
※Akioはまだ使ったことがありません。入手しましたらレビューする予定です。
まとめ
- ブユは最強!まるで生物兵器!
- ブユに刺されると関節が曲がらなくなるほど腫れる。かゆみは強烈。
- ブユは皮膚を噛み切り、出血した血を舐める。
- ブユの唾液に含まれる毒素によってアレルギー反応 が起こる。
- 刺されて直後、まだ血が出てる時点でなければ応急処置できない。
- 傷口を洗い流しながら、毒素を絞り出す。
- 毒成分はタンパク質、熱に弱く43〜45度の熱で毒が分解される。
- 刺された直後なら5分程患部にお湯を掛ける 。
- 嫌忌薬はハッカ油がコスパ最強。
- 市販の虫よけは効果が薄い。
- 軍隊が使用するレベルの強い虫よけローションを使う。
みなさん、渓流ではブユ対策して下さいね。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。他の記事も読んでくださるとうれしいです。みなさんのフライフィッシングが快適になりますようお助けできるような記事を心がけております。Akio
☆☆コメント☆☆
大変勉強になりました!
いろいろな情報、ありがとうございます